3⃣草刈り業者様向け ②太陽光発電所の案件獲得

太陽光発電所の草刈り営業で提案すべき内容とは?受注につながる5つのポイント

太陽光発電所の草刈り案件を獲得するために営業しているものの、

「草刈りできます」と伝えるだけでは、なかなか受注につながらない。

太陽光発電所の管理者やO&M会社が知りたいのは、単に草を刈れるかどうかだけではありません。

  • どの発電所に対応できるのか
  • どのくらいの範囲を草刈りできるのか
  • どのタイミングで草刈りをするのか
  • いくらくらいかかるのか
  • 作業後にどのような報告をしてもらえるのか
  • 継続して管理を任せられるのか

といった具体的な情報が重要になります。

そのため、太陽光発電所の草刈り営業では、「草刈り作業」だけではなく、発電所の維持管理まで含めて提案することがポイントです。

この記事では、太陽光発電所の草刈り営業で提案したい内容を、実際の営業に使いやすい形で解説します。


太陽光発電所の草刈り営業では「作業」だけを提案しない

太陽光発電所の草刈り営業では、

「草刈りを請け負っています」

という営業だけでは、価格や対応エリアなどの条件比較になりやすくなります。

そこで重要なのが、草刈りを含めた発電所の維持管理を提案することです。

たとえば、

  • 発電所の現地確認
  • 雑草の状況確認
  • 草刈り範囲の確認
  • 見積もり
  • 草刈り作業
  • 作業後の写真報告
  • 定期的な状態確認

まで対応できれば、単なる「草刈り業者」ではなく、発電所の管理を支える事業者として提案できます。

特に、複数の太陽光発電所を管理している会社にとっては、現地確認や業者との調整にかかる手間を減らせることがメリットになります。


太陽光発電所の草刈り営業で提案すべき5つの内容

ここからは、実際の営業で提案したい内容を5つ紹介します。

1.発電所の現地確認・雑草状況の確認

最初に提案したいのが、発電所の状態確認です。

草刈りを依頼する側にとっては、実際の現場がどのような状態なのかを把握したうえで、作業内容や費用を決めたいケースがあります。

そこで、

  • 発電所の現地確認
  • 雑草の繁茂状況確認
  • パネル周辺の状態確認
  • 草刈り対象範囲の確認
  • 作業上の注意箇所の確認

などを提案します。

単に「草を刈ります」と伝えるよりも、

「まず発電所の状態を確認し、必要な作業を提案します」

と伝えることで、管理者側も依頼後の流れをイメージしやすくなります。

現地に行く前に衛星画像を活用する方法もある

太陽光発電所は全国に分散しているため、営業先や候補地を一つずつ現地確認するのは効率的ではありません。

そこで活用できるのが衛星画像です。

衛星画像を使えば、現地に行く前に、

  • 発電所の位置
  • 発電所のおおよその範囲
  • 周辺環境
  • 植生の状況

などを確認できます。

営業候補を絞り込んでから現地確認に向かえば、移動時間の削減にもつながります。

2.草刈りの実施時期を含めた年間管理

2つ目は、単発の草刈りではなく、年間を通した管理を提案する方法です。

太陽光発電所では、雑草が伸びるたびに業者を探して依頼するよりも、あらかじめ年間の管理計画を立てておく方が管理しやすい場合があります。

営業では、

  • 春の状態確認
  • 夏の草刈り
  • 秋の状態確認
  • 必要に応じた追加作業

など、年間を通した対応を提案できます。

ただし、「必ず年3回草刈りが必要」のように回数だけを固定するのではなく、発電所ごとの環境に応じて対応することが重要です。

日当たりや降雨、周辺環境などによって雑草の成長は異なるためです。

そのため、

「年間○回の草刈り」ではなく「発電所の状態を確認し、必要なタイミングで対応する」

という提案にすると、より管理サービスとしての価値を伝えやすくなります。

3.発電所ごとの草刈り費用を見積もる

草刈り営業では、当然ながら費用も重要な提案内容です。

太陽光発電所の草刈り費用は、発電所の規模だけで決まるわけではありません。

たとえば、

  • 草刈り対象となる面積
  • 雑草の状態
  • 地形
  • パネル周辺の作業条件
  • 作業人数
  • 草の集草・処分の有無
  • 発電所までの移動距離

などによって変わります。

そのため、営業時には単純な「1㎡あたり○円」という価格だけを提示するのではなく、

「発電所の状況を確認したうえで見積もりします」

と提案する方法もあります。

衛星画像で事前に面積を確認する

見積もりを効率化する方法として、衛星画像の活用も考えられます。

発電所の位置を確認し、衛星画像から対象範囲を把握できれば、現地調査前の概算に役立てられます。

特に、営業先が遠方にある場合は、

「現地に行く前に、どの程度の規模の発電所なのかを確認する」

だけでも営業効率を高められます。

4.草刈り後の写真・作業報告

草刈り作業を請け負う場合、作業そのものだけでなく、作業後の報告まで提案することも重要です。

発電所の所有者が遠方にいる場合、毎回現地に行って作業状況を確認するのは簡単ではありません。

そこで、

  • 作業前の写真
  • 作業後の写真
  • 作業日
  • 作業範囲
  • 作業内容
  • 現場で気づいた事項

などを報告する仕組みを提案します。

たとえば、

草刈り作業後に、発電所全体とパネル周辺の写真を撮影して報告します。

という提案だけでも、依頼する側にとっては作業後の確認がしやすくなります。

特にO&M会社など、複数の発電所を管理している会社に対しては、報告まで含めた業務フローを提示すると差別化につながります。

5.定期巡回・継続管理

5つ目は、草刈りだけではなく、継続的な状態確認を提案することです。

太陽光発電所の草刈りでは、

「草が伸びたから草刈りを依頼する」

という対応になりがちです。

しかし、定期的に発電所の状態を確認できれば、草が大きく伸びる前に対応を検討できます。

たとえば、

状態確認 → 必要に応じて草刈り → 作業報告

という流れを定期的に行う方法です。

草刈り業者にとっても、単発案件だけでなく継続案件につながる可能性があります。


営業先によって提案内容を変える

太陽光発電所の草刈り営業では、誰に営業するかによって提案内容を変えることも重要です。

O&M会社への提案

O&M会社の場合、複数の発電所を管理しているケースがあります。

そのため、

  • 草刈り作業の外注
  • 現地確認
  • 定期対応
  • 写真による作業報告
  • 繁忙期の作業代行

などを提案するとよいでしょう。

特に、

「複数の発電所をまとめて対応できます」

という提案は、管理する発電所が多い会社にとって検討しやすい内容です。

発電所オーナーへの提案

発電所オーナーに対しては、単純な草刈り価格だけでなく、

  • 発電所の状態確認
  • 草刈り時期の判断
  • 見積もり
  • 草刈り作業
  • 作業報告
  • 継続管理

まで含めて提案すると、サービス内容が伝わりやすくなります。

特に遠方の発電所を所有している場合は、現地に行かなくても状況を把握しやすい仕組みが価値になります。

EPC・発電事業会社への提案

EPC事業者や発電事業会社に対しては、発電所の維持管理に関する外注先として提案する方法があります。

たとえば、

  • 草刈り
  • 現地確認
  • 写真撮影
  • 定期巡回
  • 作業報告

などをまとめて提案します。


草刈り営業の提案資料に入れておきたい情報

営業資料や営業メールを作成する場合は、最低限以下の情報を入れておくとよいでしょう。

対応エリア

「茨城県全域」「○○市周辺」など、対応可能な地域を明記します。

対応可能な発電所

対応できる発電所の規模や条件を記載します。

作業内容

  • 草刈り
  • 集草
  • 草の処分
  • その他の関連作業

など、対応可能な範囲を明確にします。

見積もり方法

「現地確認後に見積もり」など、依頼後の流れを説明します。

作業報告

写真や報告書など、作業後にどのような報告があるのかを記載します。

継続対応

定期的な草刈りや巡回に対応できる場合は、その点もアピールします。


「草刈りできます」だけではなく「管理できます」と提案する

太陽光発電所の草刈り営業では、次の2つを比較すると違いが分かります。

提案例1

太陽光発電所の草刈りを請け負っています。
ご依頼があればお問い合わせください。

これだけでは、依頼する側が「何をしてくれる会社なのか」を判断しにくいでしょう。

提案例2

太陽光発電所の草刈りについて、現地確認から見積もり、作業、作業後の写真報告まで対応しています。
定期的な草刈りにも対応していますので、複数の発電所の維持管理にもご利用いただけます。

このように具体的な対応内容まで伝えると、サービスのイメージがしやすくなります。

つまり、営業では、

「草刈りができます」

だけではなく、

「太陽光発電所の維持管理をこの範囲まで対応できます」

と伝えることがポイントです。


衛星画像を活用して草刈り営業を効率化する

太陽光発電所の草刈り営業では、衛星画像を営業活動に活用する方法もあります。

全国に分散している太陽光発電所を一件ずつ現地まで確認して営業するのは、時間も交通費もかかります。

そこで、営業前に衛星画像を確認して候補を絞り込みます。

たとえば、

発電所を探す
↓
衛星画像で位置を確認する
↓
発電所の範囲・面積を確認する
↓
植生状況を確認する
↓
営業候補を絞り込む
↓
必要な発電所を現地確認する
↓
見積もり・営業を行う

という流れです。

こうすれば、すべての発電所を同じように訪問するのではなく、営業する価値が高そうな発電所から優先して確認することができます。


Solar Panel Trackerで営業前の発電所を確認

太陽光発電所の位置や面積、植生状況などを衛星画像から確認したい場合は、Solar Panel Trackerを活用できます。

営業先の候補となる太陽光発電所を確認し、現地に行く前の情報収集に利用できます。

特に、

  • 遠方の発電所を調べたい
  • 営業候補を絞り込みたい
  • 発電所の面積を確認したい
  • 草の状態を衛星画像から確認したい
  • 現地調査の前に情報を集めたい

といった場合に活用できます。

営業活動を「とにかく訪問する」から「確認してから訪問する」に変えることが、衛星画像を営業に活用する大きなメリットです。


まとめ|草刈り営業では「作業」ではなく「管理」を提案する

太陽光発電所の草刈り営業で重要なのは、単に「草刈りできます」と伝えることではありません。

受注につながる提案にするためには、

  1. 発電所の現地確認・雑草状況の確認
  2. 草刈り時期を含めた年間管理
  3. 発電所ごとの見積もり
  4. 草刈り後の写真・作業報告
  5. 定期巡回・継続管理

など、発電所の維持管理まで含めて提案することがポイントです。

また、営業前に衛星画像を活用すれば、発電所の位置や規模、植生状況などを確認し、現地確認する発電所を絞り込むこともできます。

「草刈りができます」から「太陽光発電所の維持管理を効率化できます」へ。

この視点で営業内容を見直すことで、単発の草刈り案件だけではなく、継続的な管理案件の獲得にもつなげやすくなります。

太陽光発電所の草刈り営業を効率化したい場合は、衛星画像を活用して営業候補の発電所を確認する方法も検討してみましょう。

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  • この記事を書いた人

代表・開発者:山川 大輔

京都大学大学院の航空宇宙工学専攻の修士課程を修了。 10年間サラリーマンを経験し、資金をため独立。その後7年間、ITビジネスに携わる。 現在、衛星データ活用のスタートアップを開始。ITエンジニアとして活動。 運営元:Insights from Space サービス名:Solar Panel Tracker (衛星データを活用したソーラーパネル周りの遠隔モニタリングツール。現場の移動コストや無駄な見回りを減らすために開発。)

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