3⃣草刈り業者様向け ②太陽光発電所の案件獲得

太陽光発電所の草刈り営業はどこにすればいい?O&M会社・管理会社など5つの営業先

「太陽光発電所の草刈り案件を増やしたいけれど、どこに営業すればいいのかわからない」

太陽光発電所の草刈りを仕事にしたい事業者にとって、営業先を見つけることは大きな課題です。

太陽光発電所の草刈りは、発電所を所有しているオーナーから直接依頼されるとは限りません。O&M会社や管理会社、発電事業者、EPC事業者など、発電所の維持管理に関わる会社から外注されるケースもあります。

そのため、草刈り案件を獲得するには、「発電所を探す」だけでなく、「発電所の管理や維持管理を担っている会社を探す」ことが重要です。

この記事では、太陽光発電所の草刈り業者が営業先として検討したい会社や、営業前に確認しておきたいポイントを紹介します。

太陽光発電所の草刈り案件は誰から依頼される?

太陽光発電所では、発電事業者が設備を所有していても、日常的な維持管理をすべて自社で行っているとは限りません。

設備の点検や監視、現地対応、除草などを専門会社に委託している場合もあります。

そのため、草刈り業者の営業先としては、主に次のような相手が考えられます。

  • O&M会社
  • 太陽光発電所の管理会社
  • 発電所オーナー・発電事業者
  • EPC事業者
  • 設備メンテナンス会社

特に注目したいのが、複数の太陽光発電所を管理している会社です。

1件の発電所だけを探して営業するより、複数の発電所を管理している会社と取引できれば、別の発電所の草刈り案件につながる可能性があります。


1.O&M会社に営業する

太陽光発電所の草刈り案件を獲得したい場合、まず検討したい営業先の一つがO&M会社です。

O&Mとは、Operation & Maintenanceの略で、太陽光発電所などの設備を運用・保守する業務を指します。

O&M会社によって業務範囲は異なりますが、発電所の定期点検や監視、障害対応、現地確認など、発電所の運営に関わるさまざまな業務を担っています。

その中で、除草・草刈りについて外部の事業者に依頼している会社であれば、草刈り業者にとって営業先になります。

O&M会社への営業で確認したいこと

営業する際には、単に「草刈りできます」と伝えるだけではなく、

  • 対応可能な地域
  • 対応可能な発電所の規模
  • 草刈りの対応方法
  • 見積もりまでの流れ
  • 継続的な草刈りへの対応可否
  • 緊急時の現地対応が可能か

などを整理しておくと、依頼する側も検討しやすくなります。

また、O&M会社がどの地域の発電所を管理しているのかを事前に調べておくことも重要です。


2.太陽光発電所の管理会社に営業する

O&M会社だけでなく、太陽光発電所の管理を請け負っている会社も営業先になります。

発電所の維持管理では、設備の点検だけでなく、敷地内の環境整備や除草などが必要になることがあります。

管理会社が草刈りを自社で行っていない場合、外部の草刈り業者が協力会社として入れる可能性があります。

管理会社への営業で重要なのは「継続対応」

太陽光発電所の草刈りは、一度実施すれば終わるとは限りません。

雑草は再び成長するため、発電所の立地や植生、管理方針などに応じて複数回の対応が必要になる場合があります。

そのため、

「単発の草刈りができます」

だけでなく、

「継続的に発電所の草刈りを対応できます」

という体制を伝えることも営業上のポイントになります。


3.発電所オーナー・発電事業者に営業する

もちろん、発電所を所有・運営しているオーナーや発電事業者も営業先です。

直接契約につながれば、継続的な取引になる可能性があります。

ただし、発電所オーナーが自ら草刈り業者を探しているとは限りません。

すでにO&M会社や管理会社に維持管理を委託している場合、草刈りについても管理会社側で手配している可能性があります。

そのため、オーナーへの営業では、

「この発電所の草刈りを担当できませんか?」

だけではなく、

「発電所の維持管理について、草刈りを外注していますか?」

という視点で営業先を探すことが重要です。


4.EPC事業者に営業する

太陽光発電所を建設するEPC事業者も、草刈り業者にとって検討したい営業先です。

EPCは、設計・調達・建設など、太陽光発電所の建設に関わる事業者です。

すでに稼働している発電所についても、維持管理やメンテナンスに関係している場合があります。

そのため、EPC事業者に対して、

  • 草刈り
  • 除草
  • 敷地管理
  • 現地作業

などの協力会社として営業する方法があります。

特に、地域の発電所に対応できる草刈り業者であれば、「この地域なら現地対応できます」という強みを明確にすると差別化しやすくなります。


5.設備メンテナンス会社に営業する

太陽光発電所では、草刈りだけを専門に管理している会社ばかりではありません。

電気設備の点検、パネルの点検、PCSの確認など、さまざまな設備メンテナンスを担当する会社があります。

こうした会社が草刈りまで自社で対応しているとは限りません。

そこで、

「設備の点検は御社、草刈りは自社」

という協力関係を構築する方法があります。

すでに太陽光発電所の現地作業を行っている会社とつながれば、新しい発電所を一から探すよりも効率的に案件へつながる可能性があります。


草刈り業者は「発電所」だけでなく「管理会社」を探す

ここまで紹介した営業先を整理すると、重要な考え方が見えてきます。

それは、

「草が生えている発電所を探す」だけではなく、「その発電所を管理している会社を探す」ことです。

例えば、ある地域に太陽光発電所が10か所あるとします。

それぞれの発電所を個別に営業する方法もあります。

しかし、その10か所を1社のO&M会社が管理しているのであれば、その会社と取引することで複数の発電所の草刈り案件につながる可能性があります。

つまり、草刈り業者にとっては、

発電所1か所を探すことより、複数の発電所を管理している会社を探すこと

が営業効率を高めるポイントになります。


営業する前に「どの発電所を管理しているか」を調べる

営業先となる会社を見つけたら、次に確認したいのが、その会社が実際にどのような発電所を管理しているのかです。

例えば、

  • 発電所はどこにあるのか
  • 自社から対応可能な距離なのか
  • 発電所はいくつあるのか
  • 発電所の規模はどの程度なのか
  • 周辺に草木が多い場所なのか
  • 現地確認が必要になりそうなのか

などを事前に確認しておくと、営業の準備がしやすくなります。

特に、遠方の発電所まで現地確認に行くには時間と交通費がかかります。

そこで、営業前の情報収集に衛星画像を活用する方法があります。


衛星画像を使って営業先の太陽光発電所を確認する

衛星画像を利用すると、太陽光発電所の周辺環境を現地に行く前に確認できます。

例えば、航空写真や衛星画像から、

  • 発電所のおおよその位置
  • 敷地の形状
  • 周辺の土地利用
  • 発電所周辺の植生

などを確認できます。

さらに、衛星データから植生の状態を把握する方法としてNDVI(正規化植生指数)があります。

NDVIは、植物の状態を把握するために利用される代表的な指標です。

草刈り業者が営業先を検討するときにも、

「この発電所は現地確認する価値がありそうか」

を判断するための情報の一つとして活用できます。


Solar Panel Trackerなら発電所の植生状況を確認できる

営業先となる太陽光発電所を調べる際には、Solar Panel Trackerを活用する方法もあります。

Solar Panel Trackerでは、衛星データを利用して太陽光発電所の状態を遠隔から確認できます。

特に、衛星画像やNDVIを利用することで、発電所周辺の植生状況を確認できます。

例えば、

営業候補を探す
↓
対象となる太陽光発電所を確認する
↓
衛星画像を見る
↓
NDVIで植生状況を確認する
↓
現地確認・営業する発電所を絞り込む

という使い方が考えられます。

すべての発電所を最初から現地確認するのではなく、衛星データを使って事前に情報を集めることで、営業活動の効率化につなげられます。


太陽光発電所の草刈り営業で準備しておきたい情報

営業する前に、自社の対応内容も整理しておきましょう。

最低限、次の情報をまとめておくと営業しやすくなります。

項目確認する内容
対応地域どの市町村・都道府県まで対応できるか
対応規模どの程度の面積まで対応できるか
作業内容草刈り・除草など
作業体制人員・機械・車両など
見積もり現地確認から見積もりまでの流れ
継続対応年間・定期的な対応が可能か
緊急対応必要時の現地対応が可能か

特に太陽光発電所では、一般的な住宅や空き地の草刈りとは異なる条件があります。

そのため、「太陽光発電所に対応できる草刈り業者であること」を具体的に伝えられるようにしておくことが大切です。


太陽光発電所の草刈り案件を獲得するための営業先まとめ

太陽光発電所の草刈り案件を獲得するためには、発電所オーナーだけに営業先を限定する必要はありません。

営業先として検討したいのは、

  1. O&M会社
  2. 太陽光発電所の管理会社
  3. 発電所オーナー・発電事業者
  4. EPC事業者
  5. 設備メンテナンス会社

です。

中でも、複数の発電所を管理している会社とつながることができれば、一つの取引先から複数の草刈り案件につながる可能性があります。

そして、営業効率を高めるためには、営業先だけでなく「その会社がどの発電所を管理しているのか」まで調べることが重要です。

衛星画像やNDVIを活用すれば、現地へ行く前に発電所の周辺環境や植生状況を確認することもできます。

草刈り案件を増やしたい場合は、「営業先を探す」→「管理発電所を調べる」→「衛星画像で確認する」→「優先順位をつけて営業する」という流れを作ることが、効率的な案件獲得につながります。

Solar Panel Trackerで発電所を衛星画像から確認

Solar Panel Trackerでは、太陽光発電所の衛星画像やNDVIを確認できます。

草刈り営業の候補となる発電所を調査するときにも活用できます。

営業に行く前に、まず衛星画像で発電所を確認してみる。

そんな新しい営業方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ「太陽光発電所の草刈り営業はどこにすればいい?O&M会社・管理会社など5つの営業先」

太陽光発電所の草刈り案件を獲得するには、発電所オーナーだけでなく、O&M会社、管理会社、発電事業者、EPC事業者、設備メンテナンス会社など、発電所の維持管理に関わる事業者へ営業することが重要です。

特に、複数の太陽光発電所を管理している会社とつながれば、1社との取引から複数の草刈り案件につながる可能性があります。

また、営業先を見つけた後は、実際にどの発電所を管理しているのかを確認し、対応可能な地域や発電所の規模、植生状況などを事前に調べておくと、営業先の優先順位をつけやすくなります。

衛星画像やNDVIを活用すれば、現地へ行く前に太陽光発電所周辺の植生状況を確認することもできます。

「営業先を探す」→「管理している発電所を調べる」→「衛星画像で状態を確認する」→「優先順位をつけて営業する」

という流れを作ることで、太陽光発電所の草刈り案件を効率的に探しやすくなります。

草刈り案件の新規開拓を進める際には、衛星データを営業活動の情報収集に取り入れる方法も検討してみてはいかがでしょうか。

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  • この記事を書いた人

代表・開発者:山川 大輔

京都大学大学院の航空宇宙工学専攻の修士課程を修了。 10年間サラリーマンを経験し、資金をため独立。その後7年間、ITビジネスに携わる。 現在、衛星データ活用のスタートアップを開始。ITエンジニアとして活動。 運営元:Insights from Space サービス名:Solar Panel Tracker (衛星データを活用したソーラーパネル周りの遠隔モニタリングツール。現場の移動コストや無駄な見回りを減らすために開発。)

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